就労移行支援と就労継続支援の違い
就労移行支援事業部 スタッフブログ

就労移行支援と就労継続支援の違い

こんにちは! 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

三宮オフィス スタッフの井上です。

 

弊社三宮オフィスは「就労移行支援事業所」なのですが、

障害や難病を抱えている方の就労を支援する制度は様々あり、

名前は似ていますが中身は全く違うそんな名前が多く存在します。

 

私から見てもややこしいなと思ったりもします。

 

ですので今日は、就労継続支援と就労移行支援の違いや特徴をまとめてみました。

初めて聞く方はご参考にどうぞ!

一般企業への就職を想定するかが大きな違い

まず就労移行支援と就労継続支援の一番大きな違いは、

一般企業などへの就職が可能か、もしくは就職の意思があるかです。

 

就労移行支援

支援を受けられる年齢は18~65歳未満までで、

一般企業への就職が可能、そして就職の意思をお持ちの方が対象の制度です。

 

利用できるのは原則として2年までですが、

必要があれば、最大12か月の更新が可能です(市区町村の判断となります)。

 

プログラム内容は各事業所によって異なりますが、

事業所で訓練を受けながら一般企業への就職を目指すものです。

知識・スキルの習得、職業や就職先を見つけ、

就職から職場定着までの支援を受けることができます。

就労継続支援

現時点で一般企業へ就職が困難、または不安な方を対象としています。

 

就労移行支援は事業所で訓練を受けながら一般企業への就職を目指すのに対し、

就労継続支援は対象者が事業所の中で働きます。

 

就労継続支援にはA型とB型の二種類があり、

ご自身にあったサービスの利用が可能です。

就労継続支援A型

支援を受けられる年齢は18~65歳未満までで、雇用契約に基づいた勤務が可能なものの、

障害・難病などにより一般企業への就職が難しい方が対象です。

利用期間の制限はありません。

 

大きな特徴としては、事業所と雇用契約を結ぶことが挙げられます。

収入の安定や各種保険の適用があり、定められた給与も支払われます。

 

労働者として働きながら、同時に訓練も受けて

就職のための知識やスキルを身に付けていきます。

ここからさらに就労移行支援を経て、

一般企業への就職ができるように支援をおこなうこともあります。

就労継続支援B型

年齢や利用期間に制限はありません。

一般企業への就職、雇用が困難な方で雇用契約を結ばずに

働く場所を求めている方を支援する制度です。

 

A型と違い雇用契約がないので短時間労働など自由な働き方ができる反面、

賃金(工賃)が低くなりやすい、各種保険が適用されないなどの面があります。

 

以上が大まかな違いでした。

もちろんどっちが良くてどっちが悪いみたいなことはありません。

みなさんそれぞれのキャリアプランや働く目的、目標は違います。

 

大切なことは「自分に合っているのはどれか?」

「自分が生き生きと生活することができるのは?」といった

現在の状況と今後に向けてをしっかりと考えることです。

 

私たち三宮オフィスは「就労移行支援事業所」です。

ご興味がある方は是非お気軽にお問い合わせください。

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

  

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