こんにちは!
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部 三宮オフィス スタッフの江口です。
自己標的バイアス
皆さんは、この言葉を聞いたことありますか?
心理学者のアラン・フェニングスタインが提唱したもので、
実際よりも過剰に周囲から注目を集めていると感じる傾向のことをいいます。
つまり、簡単にいうと、自意識過剰ということです。
自己標的バイアスがかかりすぎるとあまり良くないです。
例えば、これは私の経験なんですけど、
高校生の頃に、前髪を自分で切っていたんですが、思った以上に切りすぎてしまって・・・
「うわー最悪や。学校行ったらみんなに笑われる。変に思われる。」なんて考えてしまいました。
しかし、次の日学校に行くと意外となにも言われませんでした。
このようなことって今まで皆さんも経験したことないですか?
このように自己標的バイアスにかかってしまうと、なんだか自分に自信が持てなかったり、
気になることで頭がいっぱいになって、他のことに手がつかないというような問題が起こります。
自己標的バイアスがどんどんかかってくると、自分の周りでおしゃべりをしながら笑っている人を見て、「自分の悪口を言われているのかな…」と思ってしまったり、
ほんの些細なミスにも関わらず、「みんなに仕事ができないやつと思われたかも…」
と感じてしまったりするのです。
そして、こういった、「自分に対する否定的な認知」はどんどん自分を苦しめていきます。
人は、思っているより他人に興味がない
この自己標的バイアス、自己意識の高さが原因だと言われています。
つまり、自意識過剰すぎるってことです。
人は自分が注目を浴びていると過剰に思っているだけで、周囲の人は、自分のことをほとんど気にしていないのです。
皆、意外と自分のことばかりで、他の人のことを考えている暇なんてない人がたくさんです笑
人は、思っているより他人に興味がないのです。
それなのに、
「見られているのかもしれない…」
と勘違いして、私たちは変にストレスを溜め込んでしまう。笑
これってかなり、しんどくないですか?
もう一度言います。
「人は思っているより、あなたに興味がありません!!」
冷たいような一言だけど、そこまで周りの目を気にしないでいいよってことです。笑
自分のこととなると自分の視点で物事を捉えがちですが、違う視点から見つめてみると違う考え方が生まれてきます。
就労移行支援事業部では、“リフレーミング”という訓練でその内容について詳しくお伝えしています。
もし、気になるなと思った方は、是非お気軽にご連絡してください。
お待ちしております。
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株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
TEL:06-6634-2528
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