こんにちは!
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部 天王寺オフィスの塚本です。
皆さん元気にお過ごしでしょうか?
私は、最近YouTubeを見ることにハマっていて、
以前までは「YouTubeいいな~!楽しそうやし稼げるし!」
と思っていましたが
ここ最近「YouTubeの裏側を撮ってみた」という動画を見て
その気持ちが甘かったなと気付されました。
その動画では視聴者さんに届ける動画が出来上がるまでの過程が描かれており
画角へのこだわりや一つひとつの表情。
「そんなところまで気にするの!?」というところまで妥協なく撮影されていました。
この動画を見てやはり何事も上まで登り詰めている人たちは
努力されているんだなと感じました。
一見華やかで楽しそうに見えるYouTubeですが、
裏側では「より良い動画を作るため」に絶え間なく努力されています。
私はこの裏側を知ってから物事を表面的にしか
見ていない事って多いなと気付かされました。
より多角的に見ることで違った景色が見えることもあると思うので、
「物事を多角的に見る!」
これを最近は意識しています。
支援者として物事を多角的に見る視点は大切!
私はこの多角的に見る視点は「支援」でも大切だと思っております。
支援には正解はありませんし、
この支援が正解だと思っている人がいたらそれは注意が必要かなと思います。
確かに障害の診断名や特性が同じであったら、
同じ支援方法が効果的であることが多いかもしれません。
ただ、診断名や特性が同じでも、その要因が同じとは限りません。
例えば
「誤字脱字が多い」という特性があったとしましょう。
ある人は、衝動的に行動してしまって確認をせず提出するから
誤字脱字が多いのかもしれません。
一方で、確認をしているけど誤字脱字が多い人は、
確認方法に問題があるかもしれません。
前者でいうと、衝動的に行動を防ぐための方法
「深呼吸する」等が効果的かもしれませんし、
後者でいうと、確認するための方法
「二重チェック」や「指差し確認」が効果的かもしれません。
ただ「深呼吸」「二重チェック」「指差し確認」が
その人に合った方法かと言われるとそれは分かりません。
なので困りごとを明確化できたら、
その後はどの方法がご本人様にとって効果的かどうか。
またその方法は職場でも実践できる方法なのか?などなど、
利用者さんと一緒に考えていくことが大切だと私は思います。
支援はオーダーメイド
このように「誤字脱字が多い」という特性でも要因は大きく異なり、
それに伴って支援方法も変わってきます。
「誤字脱字が多い」を表面的にしか見ていなかったら、
確認をしないから誤字脱字が多いという考えにしか及ばないでしょうし、
「誤字脱字」=「二重チェック」が正解という考えでも
要因が異なる利用者さんへの支援としてはやはり適切な支援ではありません。
「支援はオーダーメイド」という言葉を以前聞いた事がありますが、
まさにその通りだと私は思います。
なので私も利用者さんと関わる時は常にアンテナを張っており、
一つ一つの行動に疑問を持ち、自分自身にも投げかけるように意識しております。
とは言っても分からない時もあるので分からない時は本人に聞いて確認します。
この疑問を持つことが物事を多角的に見ることに繋がってるいるかもしれませんね。
支援は奥が深い、、難しい、、
と日々感じておりますが奥が深い正解がないからこその
やりがいや楽しさも同時に感じております(笑)
これからも利用者さんと一緒に
自分も成長できるように努めていきたいと思っております!
少し支援者視点の話になってしまいましたが、
この「物事を多角的に見る」ということは
天王寺オフィスの訓練でも実施しております。
「物語を多角的に見る」ことで
気持ちを切り替えられる。仕事のパフォーマンスが上がる。
イライラを和らげることができる。などなど
たくさんのメリットがあります。
少しでも気になった方は是非是非一度見学にお越しください。
天王寺オフィスでは随時見学、体験を受け付けています。
少しお話聞いてみたい・・・などでも構いません。
気軽にご連絡いただけたらと思います。
スタッフ一同お待ちしております!