株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス 利用者のきんちゃんです。
今回初めてブログを書きます。
実はつい最近、初めて障害者雇用枠の求人へ面接を受けてきた所です!
ブログ第一回目は、その時受けて印象に残った質問についてリポートします。
私と同じように、発達障害とつきあいつつ転職を考えている人へ、リクルート活動のヒントになればという思いで面接体験についてお伝えします!
さて私は誰でしょう?
私は今年の9月から就労移行支援事業部に通所している40歳の女性です。
マニアックなものが大好きで、音楽と漫画を中心としたサブカルチャーを語り出したら止まりません!!
アウトドアで遊ぶことも多く、好奇心旺盛で色んな人と色んな話をするのが日頃の楽しみです。
実際に天王寺オフィスに来てみて、この人だ!と分かったあなた、どんな話題でも愉快に投げ返すので是非話しかけてみてくださいね。
通所のきっかけなどは、話が長くなる(これも特性上の私の悩みだったりします。)ので、次回以降にお話ししていきたいと考えています。
実録!私の面接体験
先日面接試験を受けた企業は、某有名アパレルメーカーの本社での事務スタッフの募集でした。
配慮が受けやすい障害者雇用という点と、希望する事務職で働ける点と、自分自身が10年以上前から顧客として企業の商品を愛用しており、お店のファンだった点に魅力を感じて面接に応募しました。
その時に受けた質問で、最も印象に残っていたのが「趣味」についての質問でした。
実際には「仕事でストレスが溜まったら、あなたはどうしていますか?」という質問に対して「趣味でストレス解消しています。」という流れで趣味についてお話しさせてもらいました。
私はロックバンドのライブやコンサートを見に行くことを趣味としています。
ライブ会場でリズムに合わせて自由に体を動かすとストレスも吹っ飛び、小さいことでくよくよするのがばからしくなります。
長年のお気に入りバンドは、某缶チューハイのCMでおなじみの東京スカパラダイスオーケストラです。
ブログネームはこのバンドの一番好きなメンバーから拝借しました。
話が逸れましたが、皆さんは面接でこんな質問が来たらどう答えますか?
面接で上手に自分をアピールするポイント
趣味の話の説明だけで終わってしまうと面接ではなくただの雑談になってしまうので、天王寺オフィスでの面接練習を参考に、その時私は趣味の説明のあとこう続けました。
「私は仕事でしんどいことがあったら、プライベートでストレス解消できる方法をたくさん持っています。
また、プライベートを充実させるためにお金をたくさん稼ぎたいと思い頑張った結果、販売員として腕時計の社内セールスコンテストで個人一位に表彰されるような成果を残すことができました。」
「休日は仕事を頑張ったご褒美にライブに行く他、次のライブの準備をしたりして楽しみ、月曜にはしっかりリフレッシュできた状態で次の楽しみに向けてしっかり働くという良いサイクルで私は日常を送っています。
もし御社で採用が決まったら、ぜひこの良い状態をキープしながら働きたいと思っています。」
この時、天王寺オフィスの支援員さんに面接練習同行をお願いしていたので、後日面接内容についてしっかりふり返りをしてもらいましたが、この質問の時などは心から楽しく話せているように見え、良かったと褒めてもらえました。
極度のあがり症で、面接の前半は表情が硬かった私が、この質問をきっかけに笑顔も出て、ありのままの人間性を伝えることで見事選考を通過することが出来ました。
ふりかえり作業で分かった良かった理由は3点。
一つ目に、好きなことを質問内容に結び付けて魅力ある話題としていきいきと話せた点、二つ目に自分はストレスをため込まないためにしっかりと対策できていると伝えられた点、三つ目は具体的に頑張れたことを盛り込みながら、希望した労働条件についての根拠も説明することができた点が挙げられます。
みなさんもこの3点をふまえて、面接でどう質問に答えるか返答集などを事前に作って面接対策してみてはどうでしょうか?
もし面接が辛くて悩んでいるなら… 自分で勝手に楽しくしてしまえばいいのだ!
就労移行支援事業部天王寺オフィスでは、ライフスキルコースの訓練中に自分を象徴するキーワードを探す作業があります。
私は訓練を通して「楽しむ」というキーワードを自分の中から見つけ出しました。
それを手掛かりに企業選びや面接の質問対策に役立てました。
長年悩んでいたあがり症や苦手克服も、この訓練のおかげで劇的に改善されつつあります。
好きこそものの上手なれとはよく言ったものですが、天王寺オフィスでは発達障害の人が働くことを楽しめるよう、最適なリクルート活動を個別にサポートしてくれます。興味を持たれた方は一度見学されてみてはどうでしょうか。
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。
この記事が、発達障害の方のリクルート活動のヒントになれば嬉しくおもいます。
その思いでこれからもブログを書いていこうと思っています。
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