こんにちは!
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス スタッフの瀬戸です。
訓練ではよく「自立」についてお話しします。
その際、思い出す小さい頃の息子の言葉について書きたいと思います。
私には現在中学二年生になる息子がいます。
その息子が4~5歳ごろのことです。
近所のお兄ちゃんお姉ちゃんの自転車姿に憧れて
「ぼくも、じてんしゃにのる!」と言い出しました。
早速、手ごろな大きさの自転車を購入し、
危なくないようにと夫が後輪に補助ハンドルを付けてくれました。
さぁ、いよいよ練習です!
颯爽と自転車にまたがる息子。
スニーカーを履き、補助ハンドルをにぎる私。
すると、息子が振り返り、キリリと言い放ったのです。
「かぁちゃん!そこもってたら、いみないでしょ?」
ハッとしました。
そうです。
こけないように、ケガをしないように
私が補助ハンドルをガッチリ握っていては「いみない」のです。
こけたり、よろけたりしながら、
どうすれば、真っすぐに走れるのか?スムーズに曲がれるのか?
自分で考え、工夫しなければ自転車を自由に操ることはできません。
こければ起き上がり、よろければ立て直す。
いつまでも補助ハンドルを持ってもらえるわけではありません。
いつまでも横にいて注意を促してもらえるわけでもありません。
「自立」するとはどういうことなのか、
幼い頃の息子の一言に、今また色々考えさせられます。
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィスでは様々な訓練を行っています。
訓練では、自立するために色々な方法を一緒に探し、
考えの幅を広げられないかを検討します。
でも、利用者の皆さんにスタッフがずっと並走することはできません。
訓練で見つけたご自分なりの方法や広がった考え方で
様々な出来事に利用者さんご自身で対処していけるようになること。
「自立」が目標です。
一緒に「自立」について考えてみませんか?
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