株式会社ジーエル 就労移行支援事業部 天王寺オフィスの松田です。
学生や社会人でも、社会には好きな人嫌いな人、
苦手な人や気が合う人など、様々な人と関わって行くかと思います。
それが社会の一面でもあります。
嫌いな人の文句が多くてイライラする
私の友人や知り合いにもいるのですが
やたら人の文句をよく言う人がいます。
・あの人のこんなところが嫌だ
・あの人のこんなところがイラッとする
・あの人のこんなところがダメなのだ
こういう風に思うことは誰だってあるかと思います。
しかし、人間関係で常にイライラしている人と、そうでない人。
自分の周りには嫌いな人、嫌な人ばかりいると感じている人と、
これと言って大して嫌いな人なんかいないと感じている人。
ではこう感じる人達にはどんな差があるのでしょうか?
イライラしてしまう人の特徴
イライラしてしまう人と、そうでない人の違い。
それは、簡単に言うと「嫌いな人や嫌な出来事に対する捉え方」が違うことです。
要はイライラしない人は、嫌いな人や嫌なことを
いつまでも気にしないということです。
嫌いな人が少ない人や、人間関係が比較的良好な人などは、
嫌いな人や嫌なことをいつまでも気にしないために
いろいろな対処を自分なりにしています。
・この人はそういう人なのだ
・この人と自分はこのことに関しては考え方や価値観が違うのだ
・自分がちょっと悪かったかな
・しょうがない
・そういうものだ
このように、沸き起こるイライラに対処しているのではないでしょうか。
イライラしてしまう人たちは
嫌いな人などが自分の周りには多いと感じている人や、
人間関係で常にイライラしているような人は、
その嫌な出来事だけでなく、更にその人の悪い部分を
一生懸命自分の中で作り出します。
・あの人は私のことが嫌いなのだ
・あの人は前にも同じような嫌なことをした
・あの人は他にもこんなに嫌なところがある
つまりいつまでもその嫌な人に対して根に持つというか、
自分からその嫌な人に執着しているという側面があるのです。
これは実はとても時間と労力を無駄にしているとも言えます。
その人のことが嫌いなんですよね?
その人とあまり関わり合いたくないんですよね?
本当はその人がいつまでも気になるほど好きとか?
人間関係でいつもイライラしていたり、誰かの文句や愚痴が多い人は、
実は自分からその人に関わってしまっていることを
冷静に考えて自覚してみるのも良いかもしれません。
嫌いな人の粗探しよりもやるべきことを優先する
言うのは簡単でも行うのは難しいですね。
やはり気にしてしまう人は気にしてしまうのです。
でも先ほども書きましたが、仕事にしても勉強にしてもプライベートにしても、
より充実していたり、何かを順調にやり遂げている人というのは、
得てしていちいち嫌な人や嫌な出来事にいつまでも関わっていません。
それは時間の無駄だからです。
心身の無駄な労力とわかっているからです。
それよりも自分のなすべきことややりたいことを優先しているからです。
仕事でイライラする同僚やむかつく上司が居たとしても、
それよりも如何に自分の目の前の仕事の成果をだすべきか考えることが大事です。
仕事が始まる前の通勤や、仕事が終わってからのオフの時間、休むべき休日など、
そんな時間でも一生懸命嫌いな人のことばかり考えている人もいます。
こういうタイプの人というのは、そういう性格ということもありますし、
ついつい相手を恨んだり妬んだりしてしまう育ちや環境があるのかもしれません。
しかし、いつまでもそれに関わっていても何も変わりませんし、
そのままだと一生同じことの繰り返しになってしまいます。
もし自分のことをそのように思っていて、それを改善したいのであれば、
まずはそんな自分に気づくことが大切です。
天王寺オフィスでは、アンガーマネージメントなどの
様々な訓練を通じて皆様のサポートをします。
興味を持っていただけた方や今の自分の考え方を変えたい方、
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