こんにちは。株式会社ジーエル
就労移行支援事業部天王寺オフィス スタッフの瀬戸です。
儚く消えたおみやげへの期待
私には、現在高校生になる息子がいます。
息子が中学生の時の修学旅行の準備をしていた時の話です。
前日に修学旅行の荷物を準備していた息子が、
私に旅のしおりを持って来て
「お小遣い7000円やねん。7000円ください」
と言いました。
高いなぁと思いつつも仕方がない……と息子に7000円を渡しました。
数日後、無事に修学旅行から帰った息子に
「おみやげは?」と聞くと「ない」と即答。
私はちょっとムッとして
「7000円も渡したのに、おみやげ無いの?!」と詰め寄ると、
息子は「おみやげ欲しいねんやったら、そう言ってくれんと解らん」と何食わぬ顔。
息子が言うことにも一理あるものの、
おみやげって要求されなくても買うべきなんじゃないの?! と思いました。
でも、よく考えてみると……。
「おみやげは買うべき」
「おみやげを要求するべきではない」
このような「べき」思考が私の中に強くあって、
おみやげを買ってくれなかった息子にムッとしたのだと思います。
更に考えてみると、私はこの「べき」思考が強いのかもしれないと気が付きました。
「ご飯は残さず食べるべき」
「挨拶はするべき」
「時間は守るべき」
たくさんの「べき」や「べきでない」という考えを持っています。
私の思考のクセかもしれませんね。
この思考のクセは私の行動の基盤となっているもので、
私の一部だと思います。悪いことばかりではありません。
ただ、思考のクセを自覚することで
他者の言動に引っかかりを感じた時に
「私の“べき”を押し付けていないだろうか?」
「私の“べき”とあの人の“べき”は違んだろうな」
と考えられるようになりました。
人は、誰しも考え方にクセを持っています。
自分の考え方のクセを知ることで、多くの発見があると思います。
あなたの思考にクセはありませんか?
天王寺オフィスでは思考のクセについて
一緒に考える訓練プログラムがあります。
どんなプログラムだろうと、興味を持っていただいた方、
ぜひ、見学や体験にいらっしゃいませんか?
皆様とお会いできる日を楽しみにしています!
お問い合わせ先
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
TEL:06-6634-2528
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