こんにちは。株式会社ジーエル
就労移行支援事業部天王寺オフィス スタッフの松田です。
私は普段、支援員として利用者の面接練習をしたり、
面接に同行したりしています。
今回は利用者の面接同行で感じたことをお伝えしたいと思います。
自身の障害についての一般的な理解を知っておく
障害者雇用において一番重要視されることは、
自身の障害特性を理解し、障害を受容できていることだと感じています。
まずは、自身の障害は何なのか?
診断された障害名について、信頼できる医療機関のWebサイトや
本などで調べてみるのもいいと思います。
書かれている一般的な症状の中には「自分と同じだ」と感じるものや、
「自分には当てはまらない」というものもあるかもしれません。
ひとまず一般的な症状と自身の障害について比較をしてみて、
どれが自分に当てはまるかを考えてみてください。
自分の調子が悪くなるサインを知る
次に、自分の調子が悪くなる時にどういったサインが出るかを
自身で把握しておくことが大切です。
障害者雇用で働く上では、心身の調子が悪くなる時のサインを
共有しておくことで、支援者や上司が先に悪化に気づいて
一緒に対処してくれることがあります。
たとえば眠りが浅い日が続くと、調子が悪くなっていく。
ごはんをあまり食べたくないと思う時は調子が悪い、など。
ご自身のことを把握し、体調悪化のサインを
伝える準備をしておくといいでしょう。
サインを知ったら対処を考える
体調悪化のサインに早めに気づくことができたら、
自分自身でも対処でき、
支援者に相談して仕事の量や内容を変更することができます。
障害者雇用のいいところは、
合理的配慮を求めることができるところです。
自分の異変に気づいたときは早めに相談してみましょう。
また、「相談するのが苦手」という方は、
普段から自分の体調だけでなく仕事上の報告・相談も積極的に行い、
いざという時に相談しやすい関係を作っておくのもいいかもしれません。
障害者雇用では、自身について十分に理解できていることが大事です。
自分のことをわかっていると他者にも助けを求めやすく、
周りもどのように対処したらよいのかが分かりやすいからです。
天王寺オフィスでは、様々な訓練を通じて皆様のサポートをします。
興味を持っていただけた方や今の自分の考え方を変えたい方、
就職に向けて行動を起こしたい方は、
ぜひ一度事業所の見学にお越しください。
お問い合わせ先
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
TEL:06-6634-2528
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