こんにちは！ 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
天王寺オフィス スタッフの竹平です。
皆様は普段、仕事やプライベートでパソコンを使っていますか？
自宅にないと使う機会があまりないので、
いざお仕事をする段階でつまずきを感じる方も多いのではないかと思います。
最近は調べもの程度ならスマートフォンの方がはやいこともあり、
自宅にパソコンのない家庭も増えています。
しかし、Excelなどの表計算ソフトやPowerPointでのスライド作成など、
いまだに何かを作る・複雑な事をするのはパソコンでないと効率よくできません。
天王寺オフィスでは、就職してから事務作業で困らないよう
週に一度のパソコン講座を開催しています。
初級と中級に分かれ、現在はどちらも
スタッフの瀬戸さんが担当されているのですが、
お仕事で実際に使いそうな関数などから学んでいけるので
利用者の皆様にも頼りにされているようです。
↑別の訓練での瀬戸さんの様子。
いつも笑いの絶えない明るい話し方が特徴です。
中級の講座は最初からむずかしいことにも挑戦するのですが、
その分初級ははじめてパソコンを使う方にもやさしいプログラムです。
これを書いている今日は体験の方もいらっしゃったので、
瀬戸さんはUSBの使い方について、
「どのぐらいの容量が入るの？ どちら向きで差すの？」
などの基本的なところからお話されていました。
ちいさなことですけど、案外聞けないですよね。
資格はとるだけでは不十分
パソコンスキルを伸ばそうとする方に、
よくMOS（Microsoft Office Specialistの略）の資格試験を受ける方がいます。
資格の勉強は効率よくスキルの不足を補える便利なものですが、
実務の観点からいえば、ただ受けるだけでは
あまり効果がないのでは、とも思います。
実際にどんな作業ができればよしとするのか？ 自分に何ができるのか？
これを答えられないようでは「テストに合格しただけ」になってしまうので、
受験をする上では企業で行われている実務を知り、
それにあったスキルを伸ばしていくことが欠かせないのではないかと思います。
たとえば、関数。売上集計をするなら、
VLOOKUPなど特定の情報を抽出する関数は欠かせないでしょう。
単に関数を覚えるだけでなく、どう入力すると間違いが減らせるか、
日ごろから練習することが大切です。
いちいち数式タブから関数を探すのか、キーボード操作のみで済ませるのかでは、
作業効率にも大きな差が出ます。
適切な機能を使い分け、使いやすい資料を作るには、
作った図表を自分で実際に使い、使い勝手を改善していくことが大切です。
何事も興味を持って取り組むのが一番
私はパソコンが普及し始めた世代なので、
小学生の頃から日常的にパソコンを触っていました。
今は見かけないワープロ（Wordのように使える印刷機能つきの文書作成機）なども、
小学校の学級新聞を作るのに役立った思い出があります。
いまあらためて見ていると、普段からパソコンを使う方とそうでない方では
直感的に必要な操作が浮かぶか、という点で差が出てしまうなと感じます。
これは仕方のないことで、私がTikTokなど
新しいSNSの操作を直感的に理解できないのと同じように、
自分から進んで利用したことのないものは
「とっつきづらいな」と感じてしまうものなのです。
これを解消するのは容易ではないですが、
一番の近道は作りたいものを作ってみることではないかと思います。
たとえば、就労移行支援の事業所では
履歴書や職務経歴書、発表用のスライド原稿。
自宅にもしパソコンがあるなら使わせてもらって、
動画編集でもお絵描きでもなんでも、興味を持って触ることが大事です。
慣れてくると、
「保存に関する機能は画面の左上にまとまっている」
「何かあたらしいものを追加する場合は挿入タブ」
と、いろんなソフトウェアに共通する特徴が見えてきます。
ときにインターネットで機能の使い方を調べ、
学んだ機能を何度も繰り返し使って、はじめて習熟度は上がるものなのです。
最初はハードルが高いと感じるかもしれませんが、
パソコンはいまだ、スマートフォンよりも多くのことができる端末です。
特に、見る・調べるだけでなく「作る」ことにおいては、
スマートフォンには代えがたい便利な機能を揃えています。
皆様もぜひ、普段からパソコンを使って慣れ親しみ、
仕事やプライベートで活用してみてくださいね！
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天王寺オフィスの６階の事業所では、
皆様にご利用いただけるパソコンを１９台揃えています！
個別課題の時間や自習時間にご利用いただけるほか、
操作でわからないことがあればスタッフに質問してください！
また自習用にExcelのテキストも用意していますので、
お時間の空いた時にご利用いただければ幸いです。
記事中でも取り上げたパソコン講座では、
ExcelやWordを中心とした実務スキルを伸ばす課題に取り組んでいただけます。
わからないことはその場で聞ける環境も整っていますので、
ぜひ積極的に受けてみてくださいね！
支援の内容が気になった方は見学や体験にもお越しいただけますので、
ぜひ一度事業所までお問い合わせください！
スタッフ一同、お待ちしています！
お問い合わせ先
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
TEL：０６－６６３４－２５２８
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