こんにちは！ 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
天王寺オフィスの支援員、竹平です。
ここだけの話ですが、最近プライベートでささやかな悩みがあります。
たまに知り合いの方から相談事を持ちかけられるのですが、
ただ聞けばいいのか、解決策がほしいのか、
たまに相手の求めることがわからないのです……。
私の場合、誰かに相談するのは解決策を求めている時が多いので、
人から相談された時もついアドバイスが多くなりがちです。
ですが、相手がアドバイスを求めているとは限らないんですよね……。
先日電話で相談を受けていた時、通話後に妻から
「愚痴を聞いてもらいたいだけのこともあるから、アドバイス控えた方がいいよ」
とぼそりと言われてグサっときました……。
確かに、ただ聞いてもらいたいだけだった場合、
あれこれ言われるのはきっと余計ですよね。
私の友人にはざっくり竹を割ったような性格の方が多く、
相談をもちかけられるとつい「こうしたらええんちゃう？」と気軽に言っちゃう人が多いです。
一方で妻のようにただ愚痴を聞いてもらうだけでいい人もいて、
そうした人にとってはアドバイスは不要なようです。
いろいろと悩ましいところではあるのですが、
私の性格上、黙ってじっと聞いているだけがむずかしい時もあるので、
次からは最初に相手の要望を確認して、無理そうなら断ろうかな、と反省しました。
察してもらうには限度がある
天王寺オフィスでは、気持ちの落ち込みなどに対処するものから
実際の問題解決を図るものまで、さまざまなプログラムを提供しています。
これらのプログラムを通してのメッセージとして
「いきなり問題解決に動くんじゃなく、
まずは気分の落ち込みをケアして動く気力を確保するといいですよ」
とお伝えしているのですが、
話をただ聞いてもらいたい派の方はもしかしたら、
気分の落ち込みを緩和したり、気持ちの整理を手伝ってもらうために
話を聞いてほしいのかな、と想像しています。
ただ、残念ながら察してもらうだけでは行き違いが生じやすいのも事実です。
話を聞いてもらいたいだけだったのにアドバイスをされたり、
逆に解決策がほしかったのに「そっか～、頑張れ！」の一言で済まされた、
なんてこともあるでしょう。
いきなり「最近ショックなことがあって～」と悩みを話しはじめるのでなく、
最低でも「ただ聞いてもらうだけでいいんだけど」など、
自分がどうしてもらうと満足するかを伝えておいた方が
互いにモヤモヤを抱えずにすむのかもしれませんね。
悩みや困りごとを抱えていると、自分のことで頭がいっぱいになり、
つい「こんなにしんどいんだから分かってよ！」と言いたくなる気持ちはあるでしょう。
ですが、残念ながら、
人は他人の考えや思いをわかるようにはできていません。
たとえ長年の経験で互いを理解したように見える夫婦であっても、
「これまでの経験からきっとこうだ」という推測に過ぎず、
実際に相手の考えていることが超能力者のようにわかるわけではないのです。
人は言われなければ相手の考えを知ることはできません。
くわえて、察してもらうだけでは相手に労力もかかり、
行き違いも生じやすくなるでしょう。
自分がどうしてほしいかをきちんと伝える、相手の要望を確認してから対応する。
ささいな事かもしれませんが、信頼関係を築く上では大事な事だと思います。
自戒をこめて、私も次に相談を持ちかけられた時には
相手の要望を聞き取るようにしたいと思います……！
＊＊＊
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プログラムもご用意しています。
相手に伝えづらいことを切り出す際の言い方、
わからないことを質問する際の質問のしかた。
職場やプライベート、人間関係でのつまずきに役立つ秘訣が
プログラムにはぎゅっと詰まっています。
また座学だけでなく、実践をまじえながら練習できるのも
天王寺オフィスの支援の特徴です！
スタッフ相手に練習したり、グループワークで活用したり、
何度も練習することで自信をつけていただけます。
支援の内容が気になった方は無料で
見学や体験にもお越しいただけますので、お気軽にご連絡ください！
スタッフ一同、お待ちしています！
お問い合わせ先
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
TEL：０６－６６３４－２５２８
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