こんにちは! 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
天王寺オフィススタッフの葉山と申します。
すっかり冬らしい気温になってきましたね!
私は実家で猫を飼っているのですが、帰宅すると猫ちゃんたちは文字通り、
こたつで丸くなっています…(笑)
さて! そんな季節になると、家を暖かくするための家電が欲しくなりますよね♪
私の実家では、ここ最近加湿器の調子が悪く、
買い替え時かな、と思い家電量販店に行ってきました。
加湿器をよく見せる数字のマジック
様々な種類の加湿器を見ていたのですが、
陳列棚の値段が書いてある紙の横に、
「年間3650円の節約」と書かれてありました。
年間でこれだけ節約できるのか! と思い、お得に感じたのですが、
一緒に見ていた母が、「でも実際には1日あたり10円の節約ってことだよね~」と
小声で私に言いました。
ちなみに、どちらも実質同じことですよね。
1日10円を365日分、なので、10×365日=3650円。
3650円の節約も、1日に計算したら10円の節約になります。
じゃあ、年間3650円節約か、1日10円節約、どちらのほうがお得に感じますか?
どちらも正解や不正解などはないのですが、私は年単位でまとめることで、
より節約できるように感じ、お得なのかな、と思います。
捉え方を変えると印象も変わる!
実はこの「お得感」には、リフレーミングの効果が働いています♪
リフレーミングとは、「リフレーム」という動詞からきているのですが、
「リ」は改める、変える、という意味で、「フレーム」とは枠のことを意味します。
この加湿器の「年間3650円の節約」という文章も、
フレームを1日→1年に広げるというリフレーミングによって、
お客さんに「お得!」と感じさせる1つの戦略なのかもしれません。
私はその戦略にしっかり乗せられてしまいました(笑)
このように、フレーム(枠)を変えて考えることで、
気持ちや心持ちが変わりますよね。
気持ちが変わると、その後の行動に影響してくると思います。
生活でリフレーミングを活かせる場面
加湿器の「年間3650円の節約」という文章は、
お客さんの購買意欲を高めるために書かれたものかと思いますが、
自分自身でリフレーミングをするなら、どんな時に必要になるでしょうか?
枠を変えて捉えることにより、
何かポジティブな気持ちにつながることが理想ですよね!
例えば…
・仕事で失敗した時
・お気に入りのものを失くした時
・思わぬハプニングが起きた時
など…
ただ、マイナスの感情で支配されてしまうと、
枠を変えて考える=リフレーミングをする元気すらなくなることも…
辛くて動けない状態になる前に実践するのが効果的なのかと思います。
また、リフレーミングをしてみよう! と思っても、
やり方が分からない、そもそもリフレーミングとはどういうこと?
となることも…
なので、自分で実践してみる前に、まずは加湿器の例のように、
どんなところでリフレーミングが使われているかを
探してみるのも良いかもしれませんね(^^)!
天王寺オフィスでは、どのようにリフレーミングをするのかを
訓練を通じて実践しています♪
随時、見学・体験を受け付けていますので、
ご興味を持っていただいた方、少しお話を聞いてみたいという方は
ぜひお気軽にお問合せください!
スタッフ一同お待ちしております☆
お問い合わせ先
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部
TEL:06-6634-2528
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