ビジネスマナー講義の講師をしてみて
就労移行支援事業部 利用者ブログ

ビジネスマナー講義の講師をしてみて

株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス 利用者のツーブロックです。

 

先日、こちら天王寺オフィスにて、ビジネスマナーの講義を1コマ、講師として行わせていただきました。

 

天王寺オフィスのワークスキルコースでは、「伝える力」を向上させる訓練の比重が高く、個々人に合わせた課題がある中で、人によってはこのようなアウトプット訓練を行うことがあります。

そこで私は、「オフィスカジュアル」の服装と身だしなみについての講義を行うことになりました。

 

私自身がオフィスカジュアル(というか普段着に近いレベル)の服装の職場で働いた経験が長いため、「各自が調べたらわかる」ような話ではなく、私自身にしか説明できない内容として、説得力がある内容の講義に作ったつもりです。

この講義を通して、これまでの社会経験が活きるありがたみを、改めて実感しました。

 

講義の結論として、[オフィスカジュアル = 暗黙の了解]だと私は考えています。

 


 

この講義の中では、発達障害の方がつまずきやすい「暗黙の了解」の問題解決や、聴講者の意見を共有して、思考・常識の認知のずれの改善にも結び付けたいという狙いが私にありました。

(講義中、聴講者から出してもらった意見を多人数で共有することで、私自身も勉強になりました)

 

また、自身のこと以外でも、今まで職場内で見聞きした他人のエピソードも含めて事例紹介できたので、「経験」はポジティブなこともネガティブなことでも、何でも宝にすることができると気付きました。

 

ひいてはネガティブな出来事を逆手に取って、転んでもただでは起きない思いで、教養バラエティ番組『しくじり先生』のような感じの啓蒙もできると思います。

向かい風も逆を向けば追い風になる、ぐらいの気持ちで生きたいものです。

 

■負担は人それぞれ異なる

私は、日々の生活の上での問題解決方法や、ポジティブで楽観的な物事の考え方を事例(ヒント)として人に話すことがよくあるのですが、上記の講義を行うにあたって、「俺はこうしてきた!」ような経験則や根性論を相対的に押し付けないようにすることを意識してきました。

 

何事も個々人によって負担、ダメージは異なります。

特性上、精神を日々すり減らして消耗しやすい傾向にある方は、多くおられると思います。

(私も実は消耗しやすいほうですが、そのぶんジムでの筋トレや運動で身体を鍛え、何とかしています)

 

天王寺オフィスでは、個々人の強み、弱み、特性、希望に応じた個別支援計画を丁寧に行ってもらうことができます。

私はこちらを卒業(再就職)するまでに、人前で堂々と話す、人を引っ張っていくといった能力を更に伸ばしたいと思います。

 

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