お久しぶりです、就労移行支援事業部 天王寺オフィス 利用者のきんちゃんです。
実は、先日お仕事形式の訓練プログラムを一通り終わらせることができました！
その集大成として、同じ事業所に通う利用者さんを対象としたプレゼン発表をさせて頂きました。
今回のブログでは、発表で私が得たものをお伝えしたいと思います。
今回の訓練の流れ
今回の訓練は、ざっくり言うと
指示→スケジューリング→データ編集→記事作成→スライド作成→発表→データの提出
といった形で作業を進めました。
使用するデータは決まっていますが、発表内容に関しては自由度が高いので、この訓練の大事なポイントは発表内容だといえます。
もっと具体的に言えば、この訓練では
プレゼンで「だれに」対して「なにを」伝えるか、明確な目的をもってスムーズに仕事ができているかが成功のカギになっていると感じました。
課題で頑張ったこと
この課題で私が最も頑張ったことは、大きく2点ありました。
一点目はずばり時間管理です。
私は、時間管理がうまくいかないと不安を感じてミスにつながりやすいため、積極的に時間を意識し、訓練に取り組みました。
締め切りに向かって滞りなく完成させるために、自作の作業工程表を活用して作業に臨みました。工程表を使用すると進捗が細かくチェックできるので、ストレスなく課題に取り組めました。
二点目は、目的をしっかりと設定し、伝えたいことを明確にするといったことに力を入れました。
私は特性上要点をまとめるのが苦手だったのですが、今後の就職先ではもっと効率よく仕事に取り組みたいと思い、苦手克服できるよう取り組みました。
今回の課題でも、報連相からスライドに至るまで、要点だけをしっかりまとめて行動できるよう意識しました。
発表内容について
訓練のまとめとしてPowerPointで作成したスライドを使った発表を最後に行いました。
今回、作成したレポートの内容は発表テーマに選びませんでした。
発表では、私がどのようにセルフケアをしながら課題に臨んだのか、工夫したことをテーマに発表させてもらいました。
なぜこのテーマを発表内容に選んだのかというと
伝えたい相手は一緒に訓練を受けている自分以外の利用者さんで
伝えたいことは利用者さんが訓練を受けるときの参考になりそうな内容
にしたかったからです。
（なので、自分の実力を考え、レポート内容にはあまり時間を割かなかったので、あえて完成度の低いままのレポートを提出しました(´・ω・)）
不特定多数の人前で発表するのはかなり苦手なので緊張しました。
しかし、貴重な訓練時間を割いて聴いてくださる利用者さんが損をしない内容であるように、一生懸命発表しました！
まとめ：課題で私が得たもの
この課題を通して、目的を明確にすれば、時間短縮につながり仕事を効率化できると、身をもって知りました。
しっかりと目標を持てていなかった訓練開始当初は、無駄な動きが多く時間を無駄遣いしていました。
失敗を恐れず色んな角度から自分の行動を見直した結果、最後の課題では時間を有効に使えるようになったと思います。
また、自分の能力ではどの程度のことができるか冷静に分析することで、適切な配慮とセルフケアを見つけることができました。
訓練開始当初は、できることより、やりたいことに意識が向きすぎていました。
結果としてできることもやりたいことも両方とも満足のいく出来にならず、非常に効率の悪い頑張り方をしていました。
訓練を繰り返すうちに、自分の役割をまず果たすことに集中できるようになりました。
「できることをしっかり」行えるようになってきて、はじめて「セルフケアをした上で、できないこと」を周囲の人にしっかり伝えられるようにもなりました。
さいごに
今まで、自分の現状での実力や困りごとを具体的に把握できず苦しんできました。
自分で自分が分からないと思ったこともあります。
就労移行支援事業部の訓練を一通り受けたことで、自分を知り、自発的に問題解決して行けるようになりました。
それどころか、どうやって問題解決しようかと考えることが楽しく感じるようになりました。“できる”よろこびを初めて感じた気がします。
このプログラムが終われば、いよいよ本格的な就活が待っています。
訓練でかなり「大丈夫」になった今は、早く働き始めたくてわくわくしています。
今後就職してからも、ずっとずっと周囲に有益な人材でありつづけられるよう、これからの訓練も引き続き頑張ろうと思っています。
さいごまでお読みいただきありがとうございます。たった一人でも、この記事を読んだ同じ悩みの人が、私だってやってやる！とやる気が出たらいいなと願っています。
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