こんにちは!
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス スタッフの梶原です。
私の大事なお仕事のひとつに「就職した後の利用者さん(卒業生)のフォロー」があります。
以前書いた記事でもお伝えした「就労移行支援事業所のスタッフが行う定着支援」というものです。
就職先の企業へ訪問し、定期的に卒業生と面談をしたり、企業側の担当者(直属の上司など)とお話ししたりしています。
ありがたいことに、「定期的に面談をしたいので訪問させてください」という私のお願いに、
多くの企業が「もちろんです!むしろフォローしていただけると助かります」と快く歓迎してくださいます。
今回は、そんな定着支援の中でのとある出来事を紹介します。
『障害者雇用枠で入社された○○さんです』
いつも通り企業へ訪問し、卒業生Aさんと企業の上司と面談した後、
Aさんより「もう少し梶原さんと二人で話したいです」と申し出がありました。
いつもと違う雰囲気に戸惑いつつ、終業後にAさんと二人で話をすることにしたのです。
内容は、特に深刻なことではなく、ただ聞いてほしかっただけみたいで、一安心。
ただ、ひとつだけ。
Aさんの話の中で、私自身ハっとするものがあったので紹介します。
「実は、、、
入社してすぐに
『障害者雇用枠で入社された○○さんです』って紹介をされたんですが、
私はすごく戸惑ってしまいました。
障害者雇用枠で就職することを望んだし、みんなに理解してもらいたいとも言っていたので、そういう紹介をされることは当然だと思います。
頭では理解してるけど、大人になってから診断されたのもあって、
たぶん自分自身でも心から自分の障害を受け止めきれてはいなくて。
私は普通じゃないんだって、改めて指摘された気がして戸惑ったんだと思います。
天王寺オフィスでは、みんな障害があるけど、
障害があるから何だ?って感じで、みんなに障害があることなんて忘れるくらいでした。
もちろん配慮すべきこともあるけど、それは障害者だから、ではなくて、その人の個性としてという感覚で。
スタッフさんも利用者のことを障害者だなんて扱いはしないからかなあ。
もちろん支援者っていう立場はあるけれど、『差』みたいなものは感じていませんでした。
その環境で慣れてしまったから、こんなに戸惑ったのかもしれません。
企業の方もみんな優しくて良い方ばかりなんです!
なのに私はこんなことで戸惑って、申し訳ない気持ちもあります。
これから慣れるものなんですかね・・・。」
戸惑いや不安は生じるはず。それは避けては通れない。
この戸惑いはどうしたら良いのでしょう。
私には正解はわかりません。ただ大きな不安にならないように引き続きサポートしたいと思います。
どれだけ訓練したって、就職する際には少なからず、戸惑いや不安は生じるはず。
それは避けては通れない。
だったら利用者の貴重な経験談は伝えておきたい、そんな想いで今回この記事を書きました。
今後の「卒業生が集う会」でも、こういう「リアルな話」を卒業生にしてもらいたいですね。
綺麗事じゃなくて、
切実で、モヤモヤとしたリアルな感情や経験。
今の仕事に辛さを感じている人、就職活動がうまくいかない人、自分の障害に戸惑ってる人...
いったん吐き出してみませんか?
“正解”なんてわからないけれど、
理解しあえる仲間に出会えるかも。
少しだけ前向きな気持ちになれるかも。
自分のぐちゃぐちゃになった想いを整理できるかも。
ご相談はこちらからお気軽にご連絡ください。まずはじっくりお話をお伺いします!
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