「わかる」から「できる」ようになるまで
就労移行支援事業部 スタッフブログ

「わかる」から「できる」ようになるまで

皆様、こんにちは!
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス スタッフの竹平です。

 

今年は例年より早めの梅雨入りでしたが、いかがお過ごしでしょうか。

春も過ぎ去り、以前と環境が変わった方もいるのではないかと思います。

 


新しい環境に慣れたり、新しい事をできるようになるまでは、時間がかかりますよね。

 

自分でやろうとしても、人からご指摘を頂いても、
「頭でわかってるのに、うまくできない!」
という事はひんぱんにあると思います。

 

 

では、どうやって新しい事を身につければいいのでしょうか?

 

 


1.頭でわかっている

まずは、自分のすべき事を理解するのが大事だと思います。


たとえば仕事の指示を頂いた際、「わかりました」と答えるだけで十分でしょうか。

 

簡単な業務ならそれで足りたとしても、
はじめて行う仕事はより注意が必要かもしれません。

 

書類の作成のご指示を頂いたとして、提出は紙面? データ?
期限はいつまでで、どこまで自分で行うべきでしょうか。

意外と、わからない事って多いと思います。

 

 


仕事内容の不足はもちろん、
自己判断で勝手に仕事を進めてしまうのも危険だと私は思います。

 

とはいえ、忙しい上司に全部細かく尋ねるわけにはいきません。

質問をする前に、頂くお時間を最低限にするよう
整理をする事も必要だと思います。

 

 

最近、私は新しい業務の指示を頂いた際に、
必要な段取りを紙に書き出すようにしています。

 

書くうちに詰まったポイントが自分のわからない事、
つまり聞くべきポイントです。

 

 


2.心から受け止める

 

どんなに頭で重要と分かっていても、心から必要だと思わないと
人ってなかなか行動できないと思います。

 

「やらなきゃいけない事を忘れていた」

「他の事を優先してしまった」

 

こういった事が何度もある場合、
自分の意識を改める必要があるのではないでしょうか。

 

 


会社の仕事は、小さな仕事の積み重ねで成り立っています。

自分の頂いた仕事について、なぜ重要か、誰の役に立つかを考えるのも
社会人として必要な視点だと思います。

 

 


3.実行する

 

心でも頭でも大事だ、やらなきゃとわかったなら、あとは実行だけです。

 

なかなか実行できないという時、
いつやるかのタイミングは決めているでしょうか?

自分が何をすればいいか、動きは明確になっているでしょうか?

 

 


人はわからない事が多いほど、踏み出すのが困難になりがちです。

わからない事を一つ一つ潰し、「自分は何時にこれをやるんだ」と
具体的に決めておくと、実行のハードルは下がると思います。

 

 


4.身につく(実践できる)

 

あとは、何事も繰り返し行って慣れていく事が大事です。

 

習慣づくまでは根気がいりますが、
「自分の決めたことは予定通り実施できているか?」

 

タイミングを決め、自分で見直す事で、
責任をもってやり遂げる事ができるのではないかと思います。

 

 


私の場合、新しい仕事が入ると
これまで行えていた事が抜け落ちる事があります。

 

なので、対策として一枚の大きな用紙にチェックリストを作り、
その日の予定業務を終えられているか、
退勤前にチェックするようにしています。

 


最初は小さなメモに書いていたのですが、
見た瞬間のわかりやすさを重視し、
最近は大きなA4の用紙に書くようにしました。

 

改善の結果見落としが少なくなり、
気持ち的にも楽になったと感じています。

 


いかがでしたでしょうか。


ちなみに就労移行支援事業部天王寺オフィスでは、
今回記事でお伝えした内容を含む訓練も提供しています。


目標に向け行動を習慣づけるプログラムや、
ビジネスマナーの一環として指示の受け方、メモの取り方を考えることも。

 

無料で見学や体験にもお越し頂けますので、
ご興味を持たれましたらぜひ、お問い合わせください。

 

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

 

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