時と場合によりマナーは変わる
就労移行支援事業部 スタッフブログ

時と場合によりマナーは変わる

こんにちは! 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

天王寺オフィスの支援員、竹平です。

 

私はビジネスマナーの訓練プログラムを担当しているのですが、

実際マナーに自信があるかというとまだまだ勉強中なところが多いです。

 

先日も、プライベートで少し慣れないことがあり、

スマホ片手に調べながら準備をしていました。

 

「会食などでお箸を持ったまま『迷い箸』をするのはマナー違反」

「結婚式などご祝儀で包むお札は新札、

 弔事は事前に準備するのが悪いことであるため折り目の付いたお札」

 

 

ビジネスシーン以外でも、普段経験しない場面でのマナーって、

わからないことばかりです。

 

マナーは時代とともに変化しますし、すべてを暗記するのはきっと無理なので、

その都度調べる習慣をつけたいものですね。

 

世の中には目に見えないルールやマナーがたくさんある

ところで、マナーや一部のルールのように、

「目に見えない、文字情報などで書かれていないけど守らなければならないもの」。

これを「不文律(ふぶんりつ)」と呼ぶそうです。

 

法律や就業規則と違い、明示されないマナーや不文律を苦手とする

発達障害当事者の方は多いようです。

こうした物事の伝達は口頭であいまいな表現でやりとりされることも多く、

それも苦手の一因となっているのでは、と私は考えています。

 

 

世の中のマナーは、すべて納得できるものばかりとは限りません。

時には「まわりがそうしているから自分もそうする」、

周囲に合わせることも必要です。

 

ですが、一つひとつの背景事情や周囲の受け止め方を考え、

自分なりに納得してマナーに従うことも、学ぶ上では大事じゃないかな、と思います。

 

「相手の立場ならどう思うか」を想像するのが大事

こんな考え方から、私のおこなうビジネスマナーのプログラムでは、

一般論の押し付けにならないよう工夫しています。

 

「今から、後ろから声をかけてみますね。どんな印象を受けますか?」

「ちょっとびっくりしました」

「そうですね。見えないところから声をかけるとびっくりしますよね。

 じゃあ、真横ぐらいの立ち位置だとどうでしょう?」

「まだ見えないです」

「そう、そうなんです。真横も意外と見えてないんですよね」

 

こんな風に皆さまとやりとりをして、

どんなマナーなら相手が心地よく感じるか

体感してもらいながら身につけていただくようにしています。

 

世の中広いもので、ところ変わればマナーも変わります。

ただ暗記するだけのマナーでは通用しないことも多いでしょう。

 

ですが、「自分が相手ならどう思うか」、想像する力を鍛えていくことで、

普段と異なる対応を迫られた時でも相手に合わせやすくなるでしょう。

 

マナーを応用する場面で大事なのは想像力です。

相手が受ける印象を考えて行動することで、

快く思ってもらえる確率も上がるでしょう。

 

皆さまもぜひ、普段の何気ないことからトライしてみてくださいね!

 

天王寺オフィスでは、就職活動や就職後に役立つ

ビジネスマナーのプログラムも実施しています!

 

「就活中の持ち物ってどんなものがいるの?」

「名刺を受け取った後の扱いはどうすればいい?」

 

一つずつ、場面に合わせて練習していただけるので、

就職するまでに「これ、一度やったことがある!」と少しずつ自信をつけていただけます。

 

支援の内容が気になった方は無料で

見学や体験にもお越しいただけますので、お気軽にご連絡ください!

スタッフ一同、お待ちしています!

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

  

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 自分の凸凹(特性)に合った就職を支援します!

 

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