自分自身をよく知ろう
就労移行支援事業部 利用者ブログ

自分自身をよく知ろう

株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス 利用者のツーブロックです。

 

髪型のツーブロックには結構なこだわりがあり、5年ほどツーブロックを継続しています。
登場人物にツーブロック率の高い漫画『進撃の巨人』のファンではありますが、そちらの影響ではなく、実際は「ある時期の松田翔太の髪型を美容院で指定した」ところから、私のツーブロックライフが始まっています。

 

一度気に入ったものは、とにかく何年も継続します。人生は有限のため、「すぐ消えそうなブーム」など一過性かもしれないものには視野が向かないという、視野の狭さが弱みになるとも、自分自身を把握しています。

 

それと似たような性質がある人は、強みを突出させることに注力するという手段でうまくいく場合があると思うので、どのような場面でも、折れない、ブレない、退かないメンタルが重要になります。

 

■生きにくさをどうカバーするか

前回の記事で、私は「自閉症スペクトラム(ASD)」の傾向が強いと診断されたことを書きました。

生きにくさについては経験や根性、本を読んだりしてカバーしてきたつもりです。

発達障害だと診断される前から、思考にクセがある人向けの本(整理整頓・効率・感情・時間の見積もり方など)を読んだりしていました。

 

個人差はありますが、改善できることは、それである程度の困難を乗り切れる場合があると思います。
が、「経験! 根性! 本読め!」だけでは話が終わってしまいます。
(私は精神論が嫌いですが、気持ちを楽にする方法を採り入れるのは好きです)

 

ちなみに10年ほど前でも、「ASD」「ADD」「ADHD」的な傾向がある「かもしれない」人向けの対策本は普通にありましたが、当時読んだ本では「発達障害」という文言が一言も出てこないものがあったため、「発達障害者」「定型発達者」のような区分そのものがあまりハッキリされていなかったかもしれません。

(↑上記リンクの本を最近読み返したところ、具体的な事例が多くて面白かったです。定型発達者でも、多くの人にとって「あるある」な事例もあります。最近では、もっと研究が進んだ本が出ていると思いますが)

 

ひと昔前は発達障害がメジャーではなく、心療内科に相談したり検査してもらおうという発想があまりなかったと思います。

 

前回の記事で少し、
「本当にできないことは仕方なくても、できることはできるだけやらないと前進できない」
と書きましたが、これは私の持論です。
何もしないで絶望したり、何の工夫や努力もせずに諦めたら、それは「甘え」になると私は思います。
息をしている限り、絶望するには早いということです。
そこで、特性上で改善しにくいこと、本当にできないことを洗い出すのが大切なことになると考えます。

 

本当にできないことについては他人に配慮をお願いするか、「工夫の仕方がわからない」「何もできない」等の悩みを、天王寺オフィスに相談するなどの行動をお勧めします。

 

相談といえば、これまで社会経験の中で、「他人の時間を奪う」者を見たことがあります。
ものの頼み方、相談の仕方、人の時間を使った後の対応によって、その人の印象や評価が変わってくる場合があると思います。

「双方が〇(マル)」なコミュニケーションについても、天王寺オフィスでは訓練を行っています。

 

先述したように、何か改善するにも自分自身をよく知る必要がありますが、天王寺オフィスでは自己分析や今後の展望を考える訓練も行っています。
発達障害を理解した職業指導や生活支援のプロ集団が、個々人に合った適切な対応をしてくれます。

 

お問い合わせはこちらから ☞株式会社ジーエル

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