利用者のツーブロックです。
就労移行支援事業部 利用者ブログ

利用者のツーブロックです。

株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス 利用者のツーブロックです。

 

何度かの利用体験を経て、今年6月から正式に天王寺オフィスでお世話になっています。
現在離職中のため、転職活動と並行して、天王寺オフィスの訓練によって弱点の洗い出しと改善、再就職のための対策を行っております。

 

利用者は個人個人で訓練の内容が異なり、私は主に以下の訓練を受けています。

 

・物事のとらえ方など、思考の講義
・ディスカッションやプレゼンテーションの実践
・PCを使用し、課題・成果物をスケジュールに沿って作成
・面接練習や応募書類添削など、就職活動の支援

 

訓練中、報告・連絡・相談が必要な状況が多々発生するので、社会生活の勘を持続することもできます。
長い人生の中、転職活動をしながらアルバイト等で日銭を稼ぐよりは、こうした修業期間を詰めて設けたほうが有意義だろうというのが、私が持つ価値観です。
早めの再就職から新しい職場への定着を目指して、今後も邁進していきます。
そのために、目的・目標を常に見失わないでおきたいものです。

 

■発達障害への思い

さて近年、発達障害のしきい値が下がってきているのか、発達障害への認知度が上がってきているのか、発達障害だと診断される人が増えてきているのでは、と感じます。

 

私自身、発達障害(自閉症スペクトラム)の傾向が強いらしいのが心療内科で約1年前にわかったのですが、今まで生きにくさを経験や根性でカバーしてきました。

 

ちゃんと診断されたとき、「認めたくない」、「やっぱりか」、「自分を知るのは大切だ」という気持ちが混ざっていたのを覚えています。

 

子供の頃から「思い込みが激しい」、「こだわりが強すぎる」、「一つのことに集中しすぎる」、「視野が狭い」、「感情にムラがある」、「人の話を聞かない」、「自己肯定感が強すぎて、他者を攻撃しやすい」、「突拍子もない発言をする」…という性質は自分でも違和感を覚えており、他人からも指摘されたことがあります。

 

それを、失敗を繰り返すことで学習していき、現在の自分が形成されていったと思います。
私の場合は経験の中で、「血気に逸らず、とにかく一拍おく」ことを第一に意識することで大体のことが改善されると思いました。

 

特性上、経験や根性でどうにもならないこともありますが、できる限りの工夫を重ねていくことで、少し生きやすさが増すと思います。
(工夫が難しいと感じる人も多いと思いますが、本当にできないことは仕方なくても、できることはできるだけやらないと前進できないと思います)

 

大人の発達障害は、程度が軽いと経験でカバーができる場合があるかと思うので、まだまだ潜在的な問題かもしれません。
おそらく、社会生活に支障がない例も含めて、ちゃんと検査すれば10人に1人は引っかかるのではないか、と感じました(私の友人にも、心療内科に行くついでに引っかかった者がおります)。

 

私自身これまでの社会生活の中で、発達障害かもしれない人を何人か実際に見たことがありますが、思考が自分と被りやすい人には気長に、丁寧に対応してきました。
「この人はある能力に特化しているのに、挙動不審だったりコミュニケーションが独特すぎて損をしており、勿体ない」という歯がゆい思いをしたこともあります。
また、私も含めて自分の弱点がわかっている人は、どう工夫するかで乗り切ってきた人が多いかと思いますが、人によってメンタルの強さや日常で感じる負担が異なるのはわかるので、自分のやってきたことが誰でもできるだろうと思わないことが大切だと思います。

 

ただ、一昔前と違って最近では学生も社会人も、多くの支援が受けられるようになったと感じます。

 

「何か"生きにくさ"を度々感じたことがある」、「周囲とのズレが気になる」、「社会生活や就職活動のヒントを見つけたい」方は、天王寺オフィスのスタッフの方々が親身に対応していただけます。


お問い合わせはこちらから ☞株式会社ジーエル

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