【ハローワーク】利用方法&職業紹介状況
就労移行支援事業部 スタッフブログ

【ハローワーク】利用方法&職業紹介状況

こんにちは!
株式会社ジーエル 就労移行支援事業部三宮オフィス スタッフの衣畑です。

 


早速ですが、今回は就職活動の際に利用される方も多い「ハローワーク」についてまとめてみました!


これまでに利用されたことがある方も、いらっしゃるかもしれませんね。気になる方はご覧ください♪

 


まず初めに、以前に掲載した【障害者雇用の現状】についての記事では、紹介しきれなかった【ハローワークにおける障害者の職業紹介状況】からお伝えします。

 

 

 

ハローワークにおける障害者の職業紹介状況(令和元年度)

新規求職申込件数は223,229件で前年度より5.7%増加、就職件数は103,163件で前年度より0.8%増加しています。


就職率(就職件数÷新規求職申込件数)は、前年より2.2ポイント下がり、46.2%でした。

 


障害ごとの内訳は以下のとおりです。

 

 


精神障害者、および、その他障害者の就職件数は、右肩上がりで年々増加しています。その一方で、新規求職申込件数も増加していることから、就職率はやや下がっています。

 

「障害者雇用の現状」についての記事も含め、障害のある方の就職に関するさまざまな指標で、精神障害者(発達障害含む)の数値は近年、大きな伸びを示していることが分かりますね!

 


厚生労働省の調査(令和元年度 障害者の職業紹介状況等)によれば、障害のある方々が「働きたい」と思う意欲は年々高まっており、ハローワークにおける障害のある方の就職件数も、増加しています。

 

 

 


次に、ハローワークでの仕事探しについてお伝えします。

そもそも「ハローワーク」ってどんなところなのか、ハローワークが行っている業務から見てみましょう。

 


ハローワークが行う業務


ハローワークとは正式には公共職業安定所と呼ばれ、主に職業紹介事業を行っています。

就職が難しい方に向けて、支援するセーフティネットとしての役割を担っています。

 

 

○職業相談・職業紹介
相談員(職業指導官、就職促進指導官)が、就職を希望する障害者の態様や適性、希望職種等に応じ、職業相談、職業紹介、職場適応指導を実施しています。

 

○障害者向け求人の確保
障害のある方向けの求人開拓を行うとともに、一般求人のなかで障害のある方が無理なく働けそうなものを障害者雇用向けに調整するように勧め、求人の確保に努めています。

 

○雇用率達成指導
企業に対して、障害者雇用促進法で定められた障害者雇用率を達成するよう指導や支援を行っています。

 

○障害者雇用率達成指導と結び付けた職業紹介
企業に対して雇用率達成指導を行う中で、必要に応じて雇用率未達成企業からの求人開拓、未達成企業への職業紹介を行っています。

 

○関係機関との連携
的確な職業紹介を行うにあたって、より専門的な支援が必要な場合は、地域障害者職業センターの職業リハビリテーションや、障害者就業・生活支援センターにおける生活面を含めた支援を紹介するなど、関係機関と連携した就職支援を行っています。

 

 

 


では次に、基本的な利用の手順をご紹介します。

障害がある方・子育て中の方や高齢者など、それぞれに応じた窓口を選べる場合もありますが、はじめてのハローワークでどこに行ったら良いか迷ったら総合窓口で聞いてみると良いと思います^^

 

障害のある方のハローワーク利用から就職までの基本的な流れ

○求職者登録をする
まずは最寄りのハローワークに行きましょう。障害者手帳や主治医の診断書を持っている方は、持参すると良いです。登録に必要な場合や、ハローワークの担当者に自分の障害や特性について話をしやすくなるため、より自分に合った仕事に出会いやすくなることが期待できます。

求職申込み手続きが終わると、「ハローワーク受付票」が発行されます。受付票には、求人情報の検索に必要となる求職番号が記載されています。


○求人を探す
ハローワークで求人を探すには、
・窓口で相談して、求人を紹介してもらう
・ハローワークにあるパソコンで求人検索をする
・(施設によっては)貼りだされている求人票で探す
・ハローワークインターネットサービスで検索する
などの方法があります。

必ずしも障害者求人に限定する必要はありません。ご自身の希望や条件等を考慮しながら選び、障害者相談窓口に持参して、担当者と相談しましょう。

 


○紹介状をもらう
障害者担当窓口で相談して、応募する企業を決めたら、ハローワークが発行する「紹介状」を受け取ります。応募の際は、この紹介状を応募書類に添えて提出します。
ハローワークから企業に連絡をとり面接日程等の調整をしてもらえます。

 


○企業での面接
応募書類に不安がある場合は、相談員に内容を確認してもらいましょう。
応募書類が準備できたら、応募した企業での面接に臨みます。

 


○就職
障害者雇用で就職する場合は、必要であれば支援機関の担当者と一緒に、職場で必要とする配慮について、就職先企業としっかり擦り合わせておくと良いです。

 

 

 


以上、ハローワークの利用手順について、おおまかな流れをお伝えいたしました。
なんとなくイメージは湧きますでしょうか (*^^*)?

就労移行支援事業部のスタッフは、必要であればハローワークにも同行させていただきますのでご安心ください♪


就職活動を始めるには、ご自身の障害特性や就労時間・雇用形態など、希望の働き方を事前に整理しておくことも大切です。
そして何よりも、長く働き続ける為に、充実感や手応えを持つことができる「なりたい」自分の姿を見つけておくことがとても大切です。


就労移行支援事業部では、“ひとりひとりが前向きに就職に向かって進める場所”を提供できるよう、努めています。
一緒に「なりたい」姿を見つけていきましょう♪

ご不明な点や、気になることがありましたら、お気軽にお問合せください。

 

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

 

✿ 大人の発達障害に応じたプログラムで自分の凸凹(特性)に合った就職を支援します!

 

コメントする

コメントを頂けますと運営の励みになります!

誹謗・中傷や、記事内容に関連性がないと判断したコメントは予告なく削除いたします。