記録を付け、体調の波と気長に向き合う
就労移行支援事業部 スタッフブログ

記録を付け、体調の波と気長に向き合う

皆様、こんにちは!

株式会社ジーエル 就労移行支援事業部天王寺オフィス スタッフの竹平です。

 

私は現在スタッフとして勤務していますが、精神疾患の当事者でもあります。

(当事者に近いスタッフ、ピアスタッフ、と呼ぶそうです)

利用者の方と接する際も、なるべく近い視点で接するように心がけています。

 

 

今日は、働く中で体調管理に関する気付きがあったので、 それを共有したいと思います。

 

 

私は朝、部屋に光が入らないと目覚めが悪いので、 冬と梅雨時は朝起きて会社に行くのが少し大変に感じてしまいます。

 

以前は毎年決まった時期に調子を崩す理由がわからず、苦労していました。

 

原因は何かある? と聞かれても、思い当たらず……。

人に説明するにも、自分で対策をとるにも、 不調の理由がわからないままだとモヤモヤしますよね。

 

光が入らないと生活リズムが崩れやすい。

そんな自分の弱点に気付いたのは、生活記録を取り始めてからでした。

 

 

不調の原因をなんとなく探る

 

最初に気付いたきっかけは、大学二年の成績通知を見た時でした。

通っていた大学の成績通知表には、授業の出席率も載っていました。

 

年間の出席率が折れ線グラフで表されるのですが、 一年のときも二年のときも、5月と11月がカクンと下がっていて、

あれ、あれれ? おかしいぞ? でも確かに、調子が悪くて欠席する事は多かった覚えがありました。

 

思い当たる理由を考えてみて、 まずこれかな? と思った原因は季節の変わり目でした。

 

そっか、季節の変わり目に体調を崩しやすいんだ!

いえ、まだそれでは不十分です。

これでは何をすればいいのか対策が思いつきません。

 

季節、変わるな! といっても無理な話ですよね?

もっと詳しく知りたいので、日記をつけるようにしました。

 

日記といっても、自分が続けられる簡単なものです。

「雨の日は大変だなあ」 「冬になると寒くて暗くて、起きづらいなあ」 一つ一つは何気ないことでも、いくつか集まるともしや? と、

他の原因が思い当たるようになりました。

 

 

 

もしかして? に対策を試す

たくさん集まるうちに、どうも自分は朝、 光がないと目覚めにくいらしい? という事がわかってきました。

 

らしい、と曖昧な書き方なのは、 これだ! と決めつけない方が後々違った時に修正がしやすいからです。

 

試しに、朝決まった時間にカーテンを開けるようにしました。

めざまし時計を止めて起きるのは一苦労ですが、 カーテンを開けるだけ、カーテンを開けたら二度寝してもいい……。

そうやって実際にカーテンを開けて光を浴びると、 同じ朝でも少し気分が楽になりました。

 

顔を洗おうかな? ご飯、食べてみようかな?

そうやって意欲がわけば、あとはずっと楽でした。

 

 

 

自分と、気長につきあう

 

文章に書くと簡単そうですが、じつはここまでの気付きを得るのに私、 三年ほどかかっています。

不調の理由に気付いて対策をとれるまでの時間は、人によって異なります。

 

長い場合も、短くて済む場合もあると思います。

人の体調の変化には多くのものが関係しているので、 これだ! と決めつけずに見ていく事も大切だと思います。

 

大事なのは、焦らずゆっくり見ていく事。

体調への対策がすぐに結果を生まなくても、 なんとかしようと取り組んでいるだけでも、すごい事なんですから。

 

 

 

あ。そういえば。

就労移行支援事業部の利用者の方にも、 毎日同じような記録シートを書いて頂いてましたね!

 

どんなふうに自分の記録をつけているのか、 気になった方はぜひ、見学や体験にお越しください!

ご興味を持たれましたらぜひ、お問い合わせください。

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

 

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