家事が自信回復に役立った話
就労移行支援事業部 スタッフブログ

家事が自信回復に役立った話

こんにちは! 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

天王寺オフィス、スタッフの竹平です。

 

皆様は普段、おうちで家事を行っていますか?

私は朝起きるのが苦手でゴミの収集時刻に間に合わないことがあり、

ゴミ出しを苦手に感じています。

 

直接関係ないように思えて、仕事と日々の生活は地続きです。

どちらかがいい加減すぎると、もう片方にも悪影響が出てしまうでしょう。

 

仕事と違って成果が見えにくいこともあり、

家事に苦手意識を感じている方は多いでしょう(私もです)。

 

ですが、家事は適度に行う事で、

生きていくための自信を培ってくれることもあるのです。

役割があることが失意の底から救ってくれた

少しだけ、私の過去をお話します。

 

私は以前、職を失って失意のどん底にいた時期があります。

 

 

もう一度働けるか、自信がない。

生活の手段を失った私は、生きていく自信すら失いかけていました。

 

ある日、私の目にお手洗いの様子が映りました。

お手洗いの清掃は家族にも面倒に思う人が多くて、

汚れたまま誰も手を付けていなかったのです。

 

 

「誰もが嫌がることを率先してやったら自信につながるかな?」

そう思い、私はトイレ掃除を日課にしました。

 

家中の掃除をし始めては疲れ切って続かないので、まずは場所を決めて少しだけ。

その代わり、家族の誰かが掃除しようとしていても

「私やるから、置いといて!」と自分の仕事を確保しました。

 

するとどうでしょう。

 

「今日もトイレ掃除をやった」

「毎日欠かさず、嫌がらずにやっている」

 

ちいさなことが自信に結び付き、意欲が湧いてくるのを感じました。

生活にハリと自信をもたらした料理

次に手を付けたのは、料理でした。

それまで働いている頃には余裕がなかったのですが、

ぽかんと日中に空いた時間で晩ごはんの支度ができることに気付きました。

 

はじめは食材の切り方が分からず、

ほうれん草のおひたしですら苦労する始末。

 

けれど、基本に忠実な解説サイトを見ながら続けること、週5日以上。

 

それらを続けるうち、

「今日も作れた」

「今日はうまくいなかったけど、作るには作った」

「今日のはおいしかったぞ!」

 

ちいさな成功を喜べるようになり、

いつしか私は家族の晩ごはん担当になっていました。

 

 

ちいさな成功体験を積み重ね、子どもに戻ったようによろこぶこと。

できなくても自分を責めず、どうやったらできるかを考えること。

自信回復には、この積み重ねが大事だと悟りました。

 

さて、今の私はどうでしょう。

利用者の皆様から見ると、過去に落ち込んでいた時期があるとは

信じられないかもしれませんね。

 

 

千里の道も一歩から。

焦らず、少しずつ達成する感覚をつかんでいけば、

できる事は自然と増えていきます。

 

皆様も何かひとつ、自分の得意を見つけてみませんか?

 

***

 

天王寺オフィスでは、挑戦したいことや習慣づけたいことに

目標を定めて取り組む「KPT法による振り返り」のプログラムを行っています。

 

目標設計と振り返りに使うのは、一週間のうち90分。

え、90分も!? と思われる方。

実は、一度経験した利用者様からすれば、

「90分でも終わらない~!」

なんて声も上がるくらい時間のかかるものなのです。

 

はじめはむずかしいと感じるかもしれません。

でも、スタッフのフィードバックを受けながら考えるうち、

達成しやすく成果に結びつく目標設計の考え方が少しずつ身についていきます。

ぜひ、効果を体感してみてくださいね!

 

支援の内容が気になった方は見学や体験にもお越しいただけますので、

ぜひ一度事業所までお問い合わせください!

スタッフ一同、お待ちしています!

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

  

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