オン・オフの切り替え方
就労移行支援事業部 スタッフブログ

オン・オフの切り替え方

こんにちは。株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

天王寺オフィスのスタッフの多田です。

 

夏本番になり、暑い日が続きますが、屋内、屋外に関わらず、

水分と塩分補給を行い、熱中症にならないように気をつけて下さいね。

 

卒業生からの質問

以前、卒業生の方からこんな質問がありました。

 

「会社でのことを自宅に帰ってもダラダラと

 考えてしまうことがあるのですが、多田さんはどうですか?」

 

 

皆様も同じようなことを経験したことはないですか?

業務で失敗したことや、もっとこうすれば良かったと思うことや、

先輩、上司から指摘されたことなど・・・

 

私はありました。

帰宅途中や、帰宅してからもダラダラと考えてしまい、

酷い時は寝る前にも考えてしまい、眠れなくなったことも多くありました。

 

ハッとしたできごと

こんな私がこのままではマズイなと思った出来事がありました。

 

ある日いつものように仕事のことを考えながら帰宅しました。

玄関ドアを開けた途端、当時幼かった息子が「お帰り!」と出迎えてくれました。

私がいつも帰る時間を考えて、喜ばそうと玄関で待ってくれていたそうです。

 

もちろん私は嬉しく思い、「ただいま!」と息子を抱き上げました。

 

その途端に息子から「父ちゃんなんかあった? 怒ってる?」と言われ、

「そんなことないで」と返事し、なぜそう思ったのかを聞いてみると、

喜ばそうと玄関で待っていたけど、

ドアが開いた瞬間に見えた私の顔が凄く怖かったとのことでした。

 



まさか息子が待ってくれているとは知らず、

仕事のことを考えながら玄関を開けたので、

眉間にしわをよせた表情を見て、怒っているように感じたのでしょう。

 

切り替えポイント

このままではマズイと感じた私はこの出来事をきっかけに、

自宅にまで仕事のことを持ち帰らない方法を考え、現在もそれを行っています。

 

それは、自分でここから先はオン、ここから先はオフという場所を決めて、

オンになった、オフにしたなどと意識することです。

 

今の私のオン・オフの切り替え地点はというと、最寄り駅の自動改札機です。

 

 

朝は自動改札機のゲートが開いた瞬間にスイッチオン

帰宅時も自動改札機のゲートが開いた瞬間にスイッチオフ

といった具合に、特にオフにする場合は、

「はい、考えるのはここまで」

と、頭の中で唱え、以降は子供たちと自宅に帰ってからどう過ごそうかなどと、

私にとって明るくなれることを考えます。

 

最初はなかなか上手く切り替えはできませんでしたが、

続けて行くうちにしっかりオン・オフを切り替えられるようになりました。

 

仕事でのことを自宅にまで持ち帰らなくなり、

眉間にしわをよせたまま家族に会う事も無くなり、

なにより、自宅でしっかり休息が取れるようになったと感じています。

 

これは私には有効だった方法の一部です。他にもたくさんの方法はあると思います。
私の経験が皆様の参考になれば幸いです。

 

天王寺オフィスでは問題や課題に対して、

どのように解決に近づけて行くのかを皆様と一緒に考える訓練も行っています。

 

見学や体験は無料で行っておりますので、

ご興味を持っていただいたかたはぜひお気軽にお問い合わせください!

 

 

お問い合わせ先

 株式会社ジーエル 就労移行支援事業部

 TEL:06-6634-2528

 または株式会社ジーエル ホームページ お問い合わせ画面から

  

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